いかに闇深いか改めてまとめる。
長男(両親が苦手、後に父と険悪、三男と犬猿)
長女(特に問題無いが同年の長男とよくぶつかる)
↕5歳差
次男(兄弟(長男と三男)が苦手)
↕5歳差
三男(長男と犬猿)※長男長女と10歳差
↕7歳差
末っ子(便宜上四男)
※長男長女と17歳差、次男と12歳差
末っ子が生まれて両親が行方不明になった。
兄姉弟たちはその間に環境が幾度も変わっていった。
兄姉弟たちに紛れて次男「モラール」によって拾われた
名前の分からないモナーにもその余波が襲いかかった。
両親が行方不明になってから三男である「モラーレ」は
両親の行方不明の原因を突き止めるために家出を決行。
言い付けを全く守らない三男に対して
長男「モラーラ」はついにブチ切れ三男の顔を見る+考えるだけでも極度にイライラしてしまうようになる。
兄姉弟は里親によって預けられたのだが家出をした
三男を除いてもかなりの大人数であった。
次男は名前の分からないモナーと一緒にいるといい
兄姉弟たちは2組と分かれた。
ただ次男には問題無かったが里親たちが
名前の分からないモナーを虐待したため何も出来なかった次男に
対して根を持ったためか次男にすら心を閉じてしまう。
次男と名前の分からないモナーは壮絶であったが虐待した里親が
死んでしまったため長男が兄姉弟たちを預けられている里親に
無理を言って次男と名前の分からないモナーを引き取ってもらう。
暫くは問題なかったのだがまたしても里親が死んでしまい
長男が兄姉弟たちを支えるという無茶をし始める。
そんな中で次男が許せない+この場所に馴染めない
名前の分からないモナーは森の方に行方をくらましてしまい
次男が行方不明の名前の分からないモナーを探し出してしまい
長男の負担はさらに大きくなる。
森に入ろうとする次男を何度も何度も引き止めるが
次男は全く長男の命令を無視して何度も何度も入ろうとする。
そしてついには次男が行方不明になってしまい
長男のストレスはピークに達していた。
病弱の長女「モラーリ」を置いて長男は次男を探しながら食料調達しつつ辺りを徘徊するためなかなか帰って来ない。
そんな隙に長男いない間に三男は長女と末っ子「モラーロ」がいる家に姿を現す。
長女が昔に言った約束を果すために三男は末っ子を連れ出し
長女は「独り」でいることが多くなる。
かつて両親が行方不明になる前に口の悪い大男と絡んだことがあるがそれが原因で長男がキレたことがある。
いつの間にか身籠っていた息子も全てあの大男に押し付けたため長女にはもう長男くらいしか話相手がいないようなものである。
ただ長女は自身の病弱のことで長男と度々揉めており
この毎日にうんざりしていた。
一方そんな長男と長女をよそに厳しい環境で生きている
三男にこの環境の無慈悲さを教えるも末っ子は全く闘いたからず自分の背後に回るばかり。
根本的に嫌がっているため三男は周りを駆除しつつ
末っ子にこの世の生き方というものを教える。
兄姉弟たちと名前を思い出したモナー「モナンデル」が
次男絡みの騒動に巻き込まれて次男が行方不明になって1年
次男の安否確認のために頻繁に長男がモナンデルに絡んでくるようになる。
次男を連れ戻しても兄弟(長男,三男)を苦手とする次男は
絡んで来る長男から逃げるために頻繁に行方をくらましていたためその度にモナンデルにストレスを溜めさせた。
三男と末っ子はそれぞれ別行動するようになり
長男と長女とモナンデルと次男はそんな毎日を繰り返す。
それが20年以上も続くのである。
モナンデルと次男が行方不明になった。
あの2人がいないということは再び長男にストレス負担大になる。
既に【肉体世界】にいない2人を探すのは実質不可能だった。
一方三男は23年にしてようやく【父】の手がかりが掴めそうな場所に自ら転がり込むがその場所に何故か長女の息子「モラーニ」がいたため言いたいことをストレートに言う甥に対してイラッとした三男が7歳差の相手に口喧嘩し始める。
どうやら甥には娘がいるらしい。
ただ甥は甥の父を警戒してか甥娘は別居をしているらしい。
何やかんやその場所にいることになったがモナカセがモラーカに対して妙に聞き覚えのある話を耳にする。
暫く黙って聞いてるがその時の三男の顔はとてつもなく怖く相手を従わせるほどの圧であった。
多少手荒なこともしたが後日にモナカセの話とモナカセに寄越された
父が残したであろう長男か三男くらいしか読めない本の最後には「遺書」に近いことがつらつらと書かれていた。
少なくとも母は死んでおり父が死んではいないということが
あのモナカセを口を割らせた三男とモナカセの所に例の存在が現れる。
父がかつて拾いそれはとても凶暴な大男となった邪死(ジャデス)
息子であるモラーニに暴行を加え息子を連れながら二人の前に現れた。
邪死の口から飛んでもないことが言い渡される。
母の病を治せないと悟った父が
何も出来なかった父が邪死に向かって「何も出来ない自分を殺せ」と。
ただ邪死曰く父の生命力が想定外のもので邪死は諦めて放置したが跡を付けた母らしき存在がそれが原因で死んでしまったという。
聞くに堪えないことを聞いた三男は邪死に向かって発泡するも
同じく生命力がおかしい邪死には正攻法では斃せなかった。
前に憚ったモナカセが死んだが何者かの介入によって邪死を連れて
何処かに飛び去るも未だにその原因である父の行方と
言い出し切ってないと踏んだ三男は亡きモナカセにイラッとした。
三男はそれとは独自に父に関わりそうなものを
徹底的に調べていた。
一番の判断材料である生物としては化物のような見た目である末っ子の存在である。
たまたま三男が拾ってきてしまった存在なのであるが
「貴方達の両親は…もう帰って来ることはありません」と
聞き捨てならない発言をしたためである。
四肢が歪である弟妹であるより当時7歳であった三男には非常に受け止め難い事実?(兄姉弟たち自体は実験個体に過ぎない)を伝えられたため暫く忘れていたのだが3年経ってようやく思い出したためこの末っ子の正体を突き止めるべくあれこれと観察していたのだがどうやらこの末っ子【死んでいる】のと同等で幽霊のような存在である。
鈍感な次男に全く察知されない末っ子の存在を明らかにヒトでは無い何かと踏んでさらに観察するとどうやらこの存在は
【心を読むことが出来る】
三男の得体知れない考えを前に毎回末っ子がビクビクしているのである。
この存在が両親の何かを知っているだろうと問い詰めるも長男の言い付け(事情を知っていてもあれこれ言わない(長男除く))を頑なに守る末っ子に対してじわじわとイライラしていく三男を前に末っ子は「僕を調べても知りたくないことを知るだけだよ!!!!」と必死な抵抗をする。
そんなことで知りたがり三男が止まるわけもなく突き詰めて行くうちにこの存在の正体が段々と分かっていく。
この存在はどうやら「飽くまでもモラーロという存在の身体を借りて生まれている何かの存在」らしくそれと同時に末っ子の存在は生まれてすぐに死んだ存在だと分かってしまった。
ただそう考えると末っ子である本当の存在が何処かにいる可能性も考えられる。
【霊魂】が相手となると霊感が特段あるわけでもない三男にとっては厳しい問題であり一旦その件は保留にした。
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