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趣味的な何か in 混沌

気まぐれにやっていきますよ ジャンルは色々 AA要素が強め(閲覧はPC推奨)

mission2―2(忘れたい過去)

あらすじ→ギコが謎の存在じぃに連れ去られた。





(;*゚ー゚)いつ何時何分何秒いつ何処で何をしていてその時私が
モララー君を何回殴った時に会おうと思ったのですか!?!?


(・∀・)もちつけ、というより何故、その中に俺が
殴られたという回数があるんだよ…!大体…


( ´ー`)あの時は確か…4時35分33秒だったかな…
私がいつものように畑…仕事…かな…その時に会おうと
思った。ちなみにコイツが443回…

( ・∀・)いや、そこまで言わなくていいから。全然いいから。


(* ー ) ( ´―`)


( ・∀・)何だか申し訳ありません。












(;*゚ー゚)話はそれますけど“どうして会いに来た”のですか?


( ´ー`;)それは…戻って来て欲しかったから…だ

(;*゚ー゚)え…どういうこと…


( ´ー`;)それはだな…


(  ∀ )帰りま10

(;*゚ー゚)ちょ、話が見えないよ


( ´―`;)……………




(三 ∀  )…帰ったとしても、どうせヤツにボコボコにされちまう…………













『そのための家出による【依頼所】だったのによ…』










   









  

(;*゚ー゚)ちょ、モララー君!病院は走っちゃダ…行っちゃった…

( ´ー`;)……やっぱりダメか…

(*゚ー゚)どういうことか分からないんですけど
    部外者の癖に生意気ですが詳しく教えてくれませんか?


( ´ー`)……………少し長くなるがいいか

(*゚ー゚)構いません

(   )では、話すとしよう







ある日のこと、あるところに二人の子供と一人の男がいました。

一人の子供は元気でやんちゃでイタズラ好きのヤツでした。
その子供は【クソガキ】で定評でした。

もう一人の子供はドジでマヌケでそれでも何だか憎めないヤツでした。
その子供は【稀に賢者】で定評でした。

一人の男は看板で忠告をしたり「終わり」の看板を刺したり
とにかく凄いヤツでした。
その男は【看板】で定評でした。


とにかく一人の子供が大きくなると“ハリセン使い”に
なりました。

もう一人の子供が大きくなっても何もなりませんでした。


一人の男は歳を取ったのか農業を営んで
のんびり暮らしていました。



裏ではこのようなことが起こりました。




(  ∀ )「ヒトを叩くことが我が生きがい」

(;  ∀ )「だから僕ばかり殴らないでよ…」

(  ∀ )「だが断る」


(;  ∀ ) 誰か助けて… 





ハリセン使いになった者は毎日毎日ともう一人の者を
途切れることもなく叩き続けました。

ご飯を食べていようが顔を洗おうがトイレにいようが
外に出ようが神出鬼没の如く毎日延々とその者を叩き続けた。

まるでハリセンに取り憑かれたように延々と
叩き続けていたのだ。







それから、だいぶ経った頃
延々とその者を叩き続けた者、ハリセン使い
突如その者を叩くのをやめ、その者以外の者を叩くようになった。


“叩き”から解放されたが“叩き”による被害は収まらなかった
これをどうすべきかと考えた
考えた…が…



“ハリセン”は使用者によって効果と能力と副作用が変わってくる。
ある者は何かを叩き殺すために
ある者は身を守るために
またまたある者は邪悪な者を倒すために
またまたまたある者は仕方なく持つだけのために

また“ハリセン”による副作用で“ハリセン”を無くすことに
よってその不安からによって狂う者もいる。

近年では“ハリセン”を使用することさえ禁じられてきている。
“ハリセン使い”は今では滅多に見かけることはない
ある者を除いては…





【神出鬼没の叩き】


その者は
いつしなある者と対峙することになろうとは
誰しも想像していなかった


誰も…



誰も…




誰も…





だれも…








ある日…ついに対峙する
ハリセン使いと元看板使い

いくつもの日が経ち、そして…

その者たちの運命を変える出来事が起こったのだ
多分脆かったのだろう、足場が崩れたのだ

ハリセン使いは左肩全体を負傷
元看板使いは歳を取っていたため頭以外全身負傷
たまたま近くを通ったヒトに助けてもらった



その後、その者たちは…
そのことを知らないもう一人の者は酷く心に傷付いた
これはこれで“ 戦 争 ”だと
そしてその者の行方が分からなくなってしまう。


暫くして落ち着いてきた時にそれは起こった。
今まで叩いてきた者殴ってきた者が…
予想以上にフルボッコにされた

そしてその者は懲りずにまた叩きに行った
左肩を抑えながら



元看板使いの傷は思ったよりも酷くて
全身の手術を行うことになる…
こうして元看板使いの体は…自分から遠ざかっていった


行方が分からなくなった者は
突然戻ってきてまたすぐにいなくなった
何度も…


何度も…


何度でも…



なんども…





なんどでも…













数年経った頃            ギルド
数年間行方をくらましていた者が一人で依頼所を建てて
ひっそりと暮らしているという情報を元看板使いの耳へ
入ったのであった。


こうしてはおられまいと元看板使いは身支度をし始めた。
そんな中“ハリセン使い”は今もなお、二人を除いて
誰かを叩き続けている。




叩 き つ づ け て い る


















( ´ワ`)…で……になって……そんで……ていうわけで
    …んで……そんで……こうなって……そこから…
   になって…というお話だったのサ……再開!…で……



(三  ー )あの大変申し訳にくいんですが“長く”なりすぎです  


( ´ー`;)そ少しはしゃぎすぎたかの…

(;*゚ー゚)病院で騒ぐと他の患者さんに迷惑です


( ´―`;)



T )
 |  |)それは私の台詞です

( ´ー`)

(*゚ー゚)



( ´ー`;)…わ、私もそろそろお暇させてもらいましょうか

(;*゚ー゚)………


壁|ー`)…元気になられたら…またこちらに来て下さい…
     それでは…お大事に


T )
 |  |)…とりあえずその体が全快するまで大人しくして下さいね
傷口が開いたら私も貴女も困りますから



パタン


(;*゚ー゚)…急に静かになっちゃったな…










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(;*゚ー゚)…外が暗くなってきたね…そろそろ寝ようかな…






(;*゚ー゚)……








(*-ー-)とりあえずお休みなさい…
















  





…続く
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